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 更新日:2019年4月1日

住宅工事仕様書とは

「住宅工事仕様書」とは、設計図面に表せない内容を文章で書き表したものを指します。住宅を設計・施工するためには、設計図面に表せない施工方法や使用材料、仕上げ程度などについても決めておかなければなりません。設計図面に記載された使用材料の名称だけではなく、期待する性能を実現するための施工方法まで、工事請負契約書に添付する「住宅工事仕様書」でしっかりと約束しておくことが、あとのトラブル防止のためにも重要です。

工事請負契約前に、施工業者の方と「住宅工事仕様書」を活用して十分な打合せを行っておくことが、お互いの信頼感を高めることにつながるでしょう。

例)設計図面、住宅工事仕様書それぞれに記載されること
項目 設計図面に記載されること 住宅工事仕様書に記載されること
断熱工事 壁の断熱材
「グラスウール10K厚さ100mm」
防湿材を外壁の室内側に施工する。
屋根工事 屋根葺き材料
「粘土がわら」
かわらの留め付けは、1枚ごとにくぎ又はねじで留め付けるか、緊結線で緊結する。
防水工事 下ぶき材料
「アスファルトルーフィング」
アスファルトルーフィングの継ぎ目は、上下方向は100mm以上、左右は200mm以上重ね合わせる。

住宅工事仕様書の使い方

住宅金融支援機構では、【フラット35】に適合するものとして工務店等の皆さまが工事を受注するたびに「住宅工事仕様書」を一から作成する手間を解消するため、あらかじめ標準的な仕様をまとめた「住宅工事仕様書」の編著を行っています。ここでは、弊機構の住宅工事仕様書の使い方についてご紹介します。

その1 契約図書として

イラスト

仕様書は工事請負契約書に添付して、具体的な工事内容を約束する契約図書として使用できます。

その2 申請図書として

イラスト
【フラット35】の設計検査申請書類としては、機構の住宅工事仕様書や独自の仕様書を用いることができます。

その3 施工マニュアルとして

イラスト

機構の住宅工事仕様書は、昭和25年から、学識経験者からなる委員会で作成している、わが国を代表する標準仕様書です。機構として望ましいと思われる技術水準の具体的な施工例やディテールなどを解説しているので、工事を行う方にとって、具体的な施工手順や、材料などが掲載された参考書として使用できます。また、耐久性、バリアフリー、省エネルギー、耐震性といった機構基準についても具体的な仕様として表現していますので、仕様書どおり工事することにより、性能レベルの高い住宅を建てることができます。

機構の住宅工事仕様書の種類

機構の住宅工事仕様書は以下のとおりです。

・2019年版【フラット35】対応木造住宅工事仕様書
・2019年版【フラット35】対応木造住宅工事仕様書〔設計図面添付用〕
・2019年版【フラット35】対応枠組壁工法住宅工事仕様書
・2019年版【フラット35】対応枠組壁工法住宅工事仕様書〔設計図面添付用〕

機構の住宅工事仕様書(発行:(株)井上書院)の販売窓口について

機構の住宅工事仕様書(発行:(株)井上書院)は、仕様書の取扱いのある書店、適合証明検査機関(一部を除く)等にて販売されています。また、(株)井上書院ホームページからもお買い求めいただくこともできます。
詳しくは、(株)井上書院ホームページをご覧ください。

(株)井上書院ホームページ

住宅工事仕様書について
(お知らせ)2019年版住宅工事仕様書を発行しました!

2019年4月1日に2019年版住宅工事仕様書を発行しました。主な変更点は次のとおりです。
ご購入前にご確認ください。
・建築基準法に基づく耐力壁に関する告示(昭和56年建設省告示第1100号)の改正(平成30年3月)に対応し、高倍率の耐力壁仕様を追加
・片流れ屋根特有の構造に起因する、雨水浸入の防止に関する注意事項を追加([設計図面添付用]は除く。)
・在来木造住宅における、省令準耐火構造のファイヤーストップ材等に関する注意事項を追加([枠組壁工法住宅工事仕様書・設計図面添付用]は除く。)
・地震による被害状況を踏まえ、一部仕様の変更及び解説の追加

※ 従前の住宅工事仕様書につきましてはこれまで通り使用可能です。

技術基準適合工事仕様書の確認

住宅金融支援機構では、住宅建設事業者が独自に作成している住宅工事仕様書について、【フラット35】技術基準のうち住宅建設事業者が希望する項目(例 断熱基準、省令準耐火構造の基準など)に適合しているか確認する業務を行っています。予め機構が該当する技術基準に適合していることを確認しますので、【フラット35】の設計検査の申請書類として安心してご使用いただけます。

技術基準に適合することを機構が確認した仕様書[45KB]

【フラット35】仕様書 出前セミナーのご案内

「【フラット35】対応木造住宅工事仕様書」の変更点などを解説する「出前セミナー」を承っております。
住宅関連団体様等が開催されるセミナー・勉強会に、実際に仕様書作成作業に携わった機構の技術専門スタッフを講師として派遣します。
詳しくは、こちらをご覧ください。
*ご相談の結果、ご対応しかねる場合もありますので、予めご了承ください。*

【フラット35】仕様書「出前セミナー」のご案内[821KB]

過去に発行された住宅工事仕様書について

リフォーム工事を検討されている方など、過去に機構(旧公庫を含む)が監修した住宅工事仕様書(発行:(一財)住宅金融普及協会)の内容を確認されたい方は、(一財)住宅金融普及協会のHPにてご確認ください。


過去に発行された住宅工事仕様書((一財)住宅金融普及協会HPへリンク)

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